介護の資格、母の選択。

介護の資格、母の選択。

/

私の母はヘルパーとして10年近く働いている。そして叔母2人もヘルパー。更に従妹もヘルパーの資格を有しているという。気付けばこんなにも沢山の介護福祉関係の資格を持っている人間が身近に存在していた。改めて介護福祉の資格というものについて考えさせられた。母はヘルパーは天職だと話す。以前銀行の行員をしたり、中小企業の事務、デパートの販売員などを経て、それはそれで楽しかったそうなのだが、何より世話好きの彼女がいつも楽しそうに利用者さんとの交流を話しているのを聞くと、あぁ資格を取って良かったんだなと思ったりする。親戚一同が集まるお正月や何かの時には、叔母達は決まってヘルパー同士にしかわかり得ないことを取りとめもなくつらつらと話している。本人達は愚痴だという。が、はたから見て、そんなに楽しそうに愚痴は出るものかと首を傾げたくなる程に会話に花咲いているのだ。勿論楽しいことばかりではないだろうことも理解はしている。ヘルパーというものによく挙げられる給料面や体力面での問題にも、彼女達は直面しているのだろうとも思う。けれど、それを差引いて尚おつりがくるような彼女達の笑みを見て、いつも「生き甲斐」というものはこういうことなのではないかとふと思った。お金を得る為の手段ということ以上に何かをもたらしてくれるもの。「ありがとう」という言葉をかけて貰う、たったそれだけのことを最上の喜びのようにして話す母を見て、介護福祉というジャンルの資格を取った彼女は、彼女にとって大正解だったのだと思った。

介護分野の資格取得をめざして。

/

結婚し子供が生まれ、子育てをしているうちにすっかり年月が経ってしまった。そろそろ子供の手が離れ、いざ社会復帰しようと思っても、年齢や社会とのブランクがネックとなり、結婚前と同じ仕事や待遇は期待できない。では、新たに今の時代に即した勉強をし、資格でもとれば就職に役立つのではないかと、通信教育を中心とした資格取得のための講座を調べてみた。今後も十分に需要が見込まれ、かつ40代でもまだまだ必要とされる職種となると、介護の分野がまず目についた。しかし、一口に介護の仕事をするための資格といっても、ホームヘルパー、介護福祉士(ケアワーカー)、介護支援専門員(ケアマネージャー)、社会福祉士などさまざまだ。ホームヘルパーだって、1級もあれば2級もある。そして、その資格をとるために受験資格が設定されているものもあるようだ。さて、いろいろな資格があることはわかったが、それぞれの資格をとって、どのような仕事をするのか。はっきりとした違いがわからない。どうやら、まずはそれぞれの資格をとったらどのような仕事ができるのかをまとめ、その上で自分が取得するべき資格は何なのか、そしてその資格は通信教育で取得できるものなのか、それとも通学が必要なのかを把握しなくてはならないようだ。もしかしたら、実務経験が必要、という資格もあるのかもしれない。まだスタートする前から、なんとも難しい話で気が遠くなりそうだが、何事もやってみなくては始まらない。どのぐらいかかるかわからないが、近い将来、介護のエキスパートとして、社会復帰している自分の姿を夢見て、まず始めてみようと思う。